日本、今回のW杯最終予選初黒星 オーストラリアに敗戦は09年以来

米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は5日、各地で第9戦があり、すでにW杯出場を決めているC組の日本(世界ランキング15位)はオーストラリア(同26位)と敵地で対戦し、0―1で敗れた。今回の最終予選初黒星で、24年2月のアジアカップ準々決勝のイラン戦以来の敗戦となった。 日本はすでにC組の首位通過を決め、前回3月の活動から招集メンバー14人を変更。この日は第8戦から先発10人を入れ替えた。昨夏に不同意性交容疑で逮捕され、その後不起訴処分になったMF佐野海舟(マインツ)も先発した。 日本は前半、MF平河悠(ブリストル・シティー)がミドルシュートを放つなどゴールに迫ったが、オーストラリアの堅い守備を崩せずに無得点で終えた。 後半途中からMF中村敬斗(スタッド・ランス)とMF久保建英(レアル・ソシエダード)を投入。久保は35分ごろにペナルティーエリア付近で相手をかわしてシュートを放つも、ゴールは奪えず。試合終了間際に左サイドを崩されて失点して敗れた。オーストラリアに負けるのは2009年以来となった。 日本は10日に大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われる最終戦でインドネシア(同123位)と対戦する。

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