料亭「金田中」代表取締役に女将・岡副徳子氏が就任 慶大卒業後、日本IBM勤務経て若女将に、実家は…

東京・銀座の老舗料亭「金田中」は6日、公式ホームページを更新。代表取締役に女将の岡副徳子氏が就任したことを発表した。 「代表取締役就任のお知らせ」と題し、「平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。金田中代表取締役に女将であります岡副徳子が就任致しました」と発表。「既に新体制に移行し、社員一丸となって真摯かつ誠実に業務に取り組んでいく所存でございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」と記した。 金田中は、芥川・直木賞の選考会が行われる新喜楽や、吉兆とともに“日本三大料亭”と称される老舗。前社長の岡副真吾容疑者は4月9日に覚醒剤と大麻を所持したとして、警視庁向島署は覚醒剤取締法違反(所持)などの疑いで逮捕され、同14日には同社ホームページで謝罪文を掲載。「岡副真吾は当社代表取締役を含め、その全ての役職につき辞任意向を示しております。今後速やかに後任者の選定を含めて今後の体制構築を進めてまいります」としていた。 岡副徳子氏はキッコーマン社長の長女として生まれ、慶應義塾大学法学部を卒業。日本IBM株式会社勤務を経て、岡副真吾氏と結婚し、若女将となる。2015年に先代の女将の後を継いだ。

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