7日、福岡市南区の警弥郷交番の出入口の扉を、足蹴りしてガラスを割ったとして、自営業の54歳の男が逮捕されました。 建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区老司の自営業東野光徳容疑者(54)です。 警察によりますと、東野容疑者は7日午後11時45分ごろ、福岡市南区の警弥郷交番の出入り口の扉を足蹴りし、ガラスを割った疑いです。 その5分ほど前に「客が酒に酔っ払って寝ている。」と、東野容疑者を乗せたタクシーが警弥郷交番を訪れ、警察官が起こしたところ、東野容疑者は自分で自宅に帰る意志を示していました。 警察官が、東野容疑者を見送りパトロールのため交番を離れると、しばらくして、通りかかった人から「ガラスが割られています。」と通報がありました。 警察官が、交番からおよそ40メートルの路上で寝ていた東野容疑者に声をかけたところ「俺が割った。」と話したということです。 東野容疑者は容疑を認める一方、「詳しい内容は覚えていない。」と話しています。 交番の防犯カメラに、東野容疑者が扉を足蹴りする様子が映っていて、警察はいきさつについて調べています。