嘉手納署は8日、うるま市から読谷村までを走行中のタクシー車内で、バッグドアの内側に取り付けられたブレーキランプなどを壊したとして、器物損壊容疑で米軍トリイ・ステーション所属の陸軍特技兵の男(26)を現行犯逮捕した。「何も壊していない」と容疑を否認している。 嘉手納署によると、特技兵は沖縄市内で知人と飲食後にタクシーに乗車した。うるま市赤道で知人が降車し、読谷村楚辺に向かっていた車内で暴れ出し、コード付きのブレーキランプを手でつかんで引き抜いたという。運転手から通報を受け同署員が駆けつけたところ、特技兵からはアルコールが検出された。 逮捕容疑は8日午前5時50分ごろから同6時5分ごろにかけて、うるま市から読谷村までを走行中のタクシー車内でブレーキランプを壊した疑い。