暴力団員であることを隠し山中湖村のホテルに宿泊したとして指定暴力団「住吉会」系組幹部の男ら5人が逮捕されました。 捜査関係者によりますと詐欺の疑いで逮捕されたのは指定暴力団「住吉会」の2次団体「二代目武州伊勢野一家」の総長・田島和幸容疑者53歳と準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバー・白井加次郎容疑者51歳ら男5人です。 田島容疑者らは2023年3月、宿泊約款などで反社会的組織の宿泊を禁じている山中湖村のホテルに暴力団員であることを隠し、宿泊した疑いが持たれています。 田島容疑者らは複数人の香港マフィアとみられる男らと組織としての連携を約束するいわゆる「盃を交わす」ための会合を行っていたとみられます。 白井容疑者は去年9月、新型iPhoneを買い占めようとして別の転売グループとトラブルとなり、店の営業を妨害したとして逮捕されていました。 その際に押収されたスマートフォンを解析した結果、盃を交わしている動画があり今回の事件が発覚したということです。