「闇バイト」募集した高校生逮捕 職業安定法違反容疑で三重県内初、四日市南署

【四日市】いわゆる「闇バイト」を紹介し、犯罪行為をさせようとしたとして、三重県四日市南署は9日、職業安定法違反の疑いで、愛知県の男子高校生(17)を逮捕した。県警によると、県警が闇バイトの募集者を同法違反容疑で逮捕するのは初。 逮捕容疑は3月14日、氏名不詳者と共謀し、男性(18)に「闇バイトやれよ。年寄りの家に行き、キャッシュカードをだまし取る仕事」などとメッセージを送信。氏名不詳者に男性の連絡先を教えた疑い。同署は「今後の捜査に支障がある」として、高校生の認否を明らかにしていない。 同署によると、男性は匿名性の高い通信アプリを使って氏名不詳者と連絡を取り、特殊詐欺の「受け子」をするよう勧誘されたが、誘いを拒否したという。県警は高校生が何者かに指示されていた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。

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