静岡・藤枝市の40代の会社員の男性が、警察官などをかたるうその電話を信じ現金500万円をだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として調べています。 警察によりますと、6月6日、藤枝市の40代の会社員の男性の携帯に、国際電話番号を通じて警察官や検察官をかたる相手から電話があり、「携帯電話が重大な犯罪に使われた」「あなたのパスポートが偽造され口座が作られている」「その口座が悪用されており詐欺事件であなたを逮捕するかもしれない」「預金調査をするため、指定口座にお金を振り込むよう」などと指示されました。これを信じた男性が、指定された口座に現金500万円を振り込んだところ、だまし取られたということです。 警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、「警察が捜査等の名目で預金を引き出したり、振り込むよう指示することはありません」「警察は+から始まる国際電話番号で電話することはありません」などと注意を呼びかけています。