宝塚チケット不正転売摘発 歌劇団「出品者や転売業者に厳正対処」「利用規約を守って」

宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)公演の会員限定チケットを巡り、売買サイトで不正転売した出品者が兵庫県警に逮捕されたことを受け、宝塚歌劇団は11日、「出品者や転売業者に対し、厳正な措置をもって転売対策に取り組む」などとする声明を発表した。 出品者は歌劇団側が同意していないのに、座席と日時が指定されたチケットを3回にわたり転売したとして、入場券不正転売禁止法違反の疑いで10日に逮捕された。定価9500円のチケットを7万円で売るなどした疑いがあり、歌劇団から情報を受け県警宝塚署が捜査していた。 歌劇団は声明で「劇場における本人確認等の不正転売対策を通じて把握した情報を県警に提供した」と説明。「法律や宝塚歌劇のチケットに関する利用規約を正しく守っていただきながら、宝塚歌劇をご観劇賜りますよう、あらためてお願い申し上げます」と呼びかけている。

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