ロス市長、兵士配備続けば夜間外出禁止令継続 治安悪化…略奪行為に備えも

不法移民摘発への抗議デモに対するトランプ政権の対応をめぐり、ロサンゼルスの市長は兵士の配備が続く限り、夜間外出禁止令も続くと述べました。 11日は、ロサンゼルスでは大きな衝突は起きていませんが、州兵は引き続き配備され、当局によりますと、海兵隊700人も現場投入を前にして、暴動鎮圧の訓練中だということです。 記者「宝石店が200店舗以上入るモールですが、外に出るとショーケースは木の板で覆われています。略奪行為に備えているということです」 ロサンゼルスの中心部では略奪や破壊行為が相次ぐなど、治安が悪化していて、これまでに少なくとも524人が逮捕されています。また、10日夜から一部地域で夜間外出禁止令が続いています。 ロサンゼルス バス市長「(移民)摘発が続き、兵士が通りを行き来するようなことがあれば、夜間外出禁止令は続くだろう」 市長は、こう述べた上で「ホワイトハウスが扇動している」とトランプ政権を批判しました。混乱が収束する見通しは立たず、政治的対立も深まっています。

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