美容クリニックの開店資金をめぐり同業者とトラブルか 中国籍の男女を強盗容疑で再逮捕

中国籍の男性に暴行を加え、男性の友人から計約180万円を奪ったとして、警視庁国際犯罪対策課は強盗の疑いで、いずれも中国籍で、東京都新宿区、会社員、翁博被告(28)=傷害罪で起訴=と東京都中央区、会社経営、王媛媛被告(37)=同=の男女2人を再逮捕した。いずれも容疑を否認している。 再逮捕容疑は共謀し、3月27日午前8時半ごろ~翌28日午後6時50分ごろ、王容疑者の自宅で、中国籍の男性(41)を殴る蹴るなどして全治1カ月の全身打撲のけがを負わせ、中国にいる男性の友人(39)に対し、ビデオ通話で「70万元支払わなければ友人を殺す」などと脅して、計9万元(約180万円)を振り込ませて奪ったとしている。 国際犯罪対策課によると、王容疑者は美容クリニックなどの会社を経営しており、翁容疑者は同社の社員。王容疑者が銀座で新たにクリニックを開店するための資金を巡り、別のエステなどを経営する男性とトラブルになったとみられる。男性側から築地署に相談があり、事件が発覚。両容疑者はこれまでに、傷害容疑などで2回逮捕されていた。

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