覚醒剤密輸でベトナム人逮捕 留学生の受け取り相次ぐ 警視庁

覚醒剤約1キロを密輸したとして、警視庁と神奈川県警、東京税関の共同捜査本部は12日までに、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で、いずれもベトナム国籍で解体工のグエン・ヴァン・ギアー容疑者(20)=埼玉県蕨市北町=ら男2人を逮捕した。 警視庁薬物銃器対策課は認否を明らかにしていない。 同課によると、ベトナム人留学生らが覚醒剤などの受取人となる事案が昨年夏ごろから約8件確認されている。グエン容疑者らはベトナムにいる指示役の指示を受け、国内で受取人となるベトナム人を勧誘していたとみて調べている。 逮捕容疑は昨年10月31日~11月1日、ベトナムから菓子袋内の乾燥剤とすり替えた覚醒剤約956グラム(末端価格約6300万円相当)を発送し、国内に密輸した疑い。覚醒剤は東京税関が差し押さえた。

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