【RIZIN】元王者ケラモフ、木村柊也戦でフィニッシュ宣言!打撃対策も万全=6.14北海道

6月14日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催される『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』の個別インタビューが、12日に道内の会場にて行われ、[RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R]で木村柊也(BRAVE)と対戦する、元同級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)が登壇し「圧倒する」と宣言した。 ケラモフは、過去には朝倉未来にチョークで一本勝ちし、第4代RIZINフェザー級王者に輝いたが、鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も出所後、RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのタイトルマッチを志願して24年の大晦日大会で対戦。しかし、三角絞めで一本負けを喫しており、今回が適正階級へ戻しての再起戦となる。 対する木村は3歳から日本拳法を始め、明治大在学中に全日本選手権を最年少制覇。学生個人選手権3連覇を含む輝かしい実績を持ち、22歳でMMA転向。今年3月の『RIZIN.50』で横山武司を1R54秒でKO撃破。プロデビューから5戦全勝・全KOで注目を集めている。 インタビューに応じたケラモフは「気分はいいです。コンディションもいいです。相手は空手(日本拳法)に特化した選手で、いい試合ができると思います。なるべく早くフィニッシュしたい。圧倒的な試合をする」とフィニッシュすることを約束した。 試合へ向けてドバイやタイで練習してきたといい、元ONE&K-1王者のチンギス・アラゾフともスパーリングしたことを明かした。木村の打撃対策についてはアラゾフの他にも空手経験者とのスパーリングをこなし、万全の態勢で乗り込んできたという。 今回は元の体重(66kg)で試合をすることになるが「慣れている体重なので問題ない」とケラモフ。王座奪還への道に揺るぎはないようだ。 そして、気になるのはRIZINフェザー級トップ戦線だ。7月の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』では、現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)のタイトル防衛戦が発表されているが、今回のケラモフvs.木村の勝者がタイトル挑戦候補に入ると榊原信行CEOは明かしている。 その件についてケラモフは「まず試合に勝つこと。終わってから次のことを考えます」と慎重な姿勢を見せる。今年5月のシェイドゥラエフとクレベル・コイケの試合は映像で見たといい「クレベルのコンディションが良くないと聞いていたので、シェイドゥラエフが勝つと思っていて、実際にそうなりました」と予想通りだったそうだ。 木村を倒してタイトル戦線に再浮上したいケラモフは、「明後日すべて分かる」と静かな闘志を見せていたのが印象的。北海道で強いケラモフが戻って来るのか、見逃し厳禁の試合となる!

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