知人の会社に架空請求させ証券会社に7千万円損害与えた疑い 58歳元社長を逮捕

自身が社長を務めていた東京都中央区の証券会社に架空の代金を請求し損害を与えたとして、警視庁中央署は、会社法違反の疑いで、名古屋市の会社員、松田文和容疑者(58)を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は平成31年3月~令和4年8月、知人が代表を務める広告代理店から自身の会社に架空の広告宣伝業務などの請負代金を請求して、現金計約7460万円を39回に分けて振り込み送金し、会社に損害を与えたとしている。 同署によると、知人の会社は、振り込まれた代金のうち手数料を除いて全額を松田容疑者に振り込んでいたという。松田容疑者は受け取った金をクラブなどでの遊興費として使っていたとみられる。昨年2月に関東財務局の監査が入り発覚。翌3月に代表を解任された。

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