今年5月、JR信越線の列車内で10代女性を盗撮し、不特定多数に性的映像記録を提供する目的で撮影したデータを自身のパソコン内に保管した疑いで介護福祉士の男が逮捕されました。 性的な姿態を撮影する行為等の処罰および押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、新潟市江南区に住む介護福祉士の男(37)です。 男は正当な理由がないのに、今年5月上旬、JR信越線の通勤・通学時間帯の混雑した列車内でひそかに10代の女子学生のほか1人のスカート内を小型カメラを使用して撮影し、5月下旬に不特定多数の者に性的影像記録を提供する目的で自宅で正当な理由がないのにひそかに撮影したデータを自己が使用するパソコン内に保管した疑いがもたれています。 警察によりますと、この事件は別の盗撮で逮捕された証拠品を精査した中で発覚。今回の性的影像記録保管罪の適用は県内初だということです。 警察の調べに対し、男は「私はその日に盗撮はしていないし、どこかに投稿したり、提供したりする目的で保管もしていません」と容疑を否認しています。 警察は動機などについて詳しく調べています。