恐喝容疑の23歳男“美人局”を計画し実行役2人に指示か 名古屋のホテル強殺事件 被害男性はわずか10分あまりで殺害

名古屋・栄のホテルで男性が殺害された強盗殺人事件。事件の構図が徐々に明らかになってきました。 恐喝の疑いで逮捕された男が「美人局」を計画、実行役の2人に指示を出していたとみられます。 けさ送検された愛知県春日井市の職業不詳、波多野佑哉容疑者23歳は、今月7日、中区栄4丁目のホテルで会社員の32歳の男性から金品を脅し取ろうとした恐喝の疑いがもたれています。 この事件では、男性の首を絞めて殺害し腕時計などを奪った強盗殺人の疑いで、実行役の加藤伶音容疑者20歳と19歳の女が逮捕されていますが、2人は波多野容疑者からいわゆる「美人局」の手口で金を脅し取るよう指示を受けたとみられます。 波多野容疑者とは、どんな人物なのか。 (波多野容疑者を知る人)「先週会ったような。エレベーターですれ違うくらいのことはあったかな。(小学生のときは)空手をやっていたのは知っている。家族で今一緒に行動しているのは、見たことがない」 被害者の男性は事件の前、飲食店で複数の同僚と酒を飲んでいて、捜査関係者によりますと、そのうちの1人に「とんとん拍子に女性とホテルに行くことになった」と伝えていたということです。 男性はホテルに入ってわずか10分あまりの間に殺害されていて、警察が殺害に至ったいきさつを調べています。

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