トランプ政権下にひびく「移民をバカにするな!」…文学座を救った名作舞台劇「調理場」が映画で復活 21世紀に公開される意義とは

「メキシコ移民をバカにするな!」――そんな絶叫セリフがひびく、強烈な映画「ラ・コシーナ/厨房」が公開されている(メキシコ・アメリカ合作)。まるでトランプ政権に向けた怒りのようだが、実はこの映画の原作は、1959年にロンドンで初演された名作舞台劇「調理場」である。日本でも何度か上演されているので、ご存じの演劇ファンも多いだろう。そんな66年も前の作品が、いま映画化され、新たな光を放っている――いったい、どんな映画なのだろうか。

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