“重鎮”吉野町議が『200万円の賄賂』受け取った疑い 太陽光発電事業めぐり業者に便宜を図った見返り 奈良県

太陽光発電事業をめぐり、業者に便宜を図った見返りに賄賂を受け取った疑いで、奈良県吉野町の町議が逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、奈良県吉野町の町議会議員・西沢巧平容疑者(72)です。警察によりますと、西沢容疑者は2023年9月、町内の太陽光パネル事業をめぐり、太陽光発電事業を行う特定の会社に便宜を図る見返りに、現金200万円を受け取った疑いがもたれています。 西沢容疑者は「太陽光パネル税」の導入に関する議案を議会に提出しないなどの便宜を図ったということです。 また、賄賂を贈ったとして、東京都港区で太陽光発電事業を行う会社「リニューアブル・ジャパン」の取締役・真辺勝仁容疑者(59)ら2人も逮捕されました。 警察は3人の認否を明らかにしていません。 西沢容疑者は1992年に町議に初当選し現在10期目で、これまでに議長を8回務めるなど“重鎮”でした。

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