県警は6月17日、女性のスカート内を盗撮しようとした県警の警察官を県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。 県迷惑防止条例違反で逮捕されたのは高知市中万々に住む高知県警・警務部警務課の巡査長 西岡義仁容疑者（52）です。警察によりますと、西岡容疑者は6月12日午後6時頃、勤務を終えたあと高知市内の量販店でサンダルに小型カメラをしのばせ、買い物中の女性のスカートの下に足を伸ばしスカート内を撮影しようとした疑いがもたれています。前日の11日に店の関係者から「不審者がいた」という相談を受けていた警察が防犯カメラの映像などから西岡容疑者の犯行を特定したものです。 西岡容疑者は警察の調べに対して「日時ははっきり覚えていないが女性のスカート内をカメラで撮影したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。関係者によりますと西岡容疑者は去年2月にも旅行先で訪れた京都で女性のスカート内を盗撮しようとして京都府警に任意で聴取されていました。 県警の中澤誠首席監察官は「県民の皆様の信頼低下を招いたことは誠に遺憾。適正に対処するとともに再発防止に努める」と陳謝しました。警察は西岡容疑者の処分について充分な調査を行い事実関係に基づき厳正に処分するとしています。