新潟県新発田市で2018年に発生した詐欺事件の容疑者が17日、逮捕されました。 詐欺の容疑で逮捕されたのは北海道函館市に住む無職の男（31）です。 警察によりますと、FX（外国為替証拠金取引）への投資名目で現金をだましとろうと考えた男は運用する意思もないのに、2018年10月、聖籠町に住む男性（当時20代）に対し、SNSのメッセージ機能を使って「よかったらいまちょうど稼げる案件があるんですがやってみますか？外国為替の運用です！」などとうそのメッセージを送って、男性にFX投資で運用されると信用させ男が管理する口座へ2回にわたって計15万円を振り込ませ、だましとった疑いがもたれています。 当時、男性はこの男と面識はなく、男のSNSをフォローしていたということです。 男性から2019年1月に警察へ被害の届けがあったことから事件が発覚。警察が捜査を続けていたところ男の容疑が浮上、逮捕に至りました。 男は警察の調べに対し「弁護士と相談して決めます」と話し認否を保留しています。 警察は男がほかの同様事件に関与している可能性も含め捜査を続けています。