大阪府内の有名和食店の経営者ら3人が、営業停止処分中にもかかわらず料理を提供したとして、食品衛生法違反の疑いで逮捕されました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「営業停止中の和食店が弁当販売」について解説します。 Q どんなお店だったの? A 河内長野市にある「日本料理 喜一」は、ミシュランガイドにも載ったことがある有名な京懐石のお店です。 Q どうして営業停止になったの? A 2月にお店で食事をしたお客さんや従業員がノロウイルスに感染して、食中毒が起きたからです。大阪府はお店に営業停止を命じました。 Q 営業停止中に何をしたの? A お店は閉めていたようですが、調理場で仕出し弁当を作り、11個を販売していました。 Q 弁当を食べた人は大丈夫だったの? A 弁当を食べた男女数人が体調不良を訴え、ノロウイルスが検出されました。健康被害が出てしまいました。 Q ノロウイルスって何かな。 A ノロウイルスは、食べ物や手を通じてうつるウイルスで、下痢やおう吐などの症状が出ます。とても感染力が強いです。 Q どうして逮捕されたの? A 営業停止命令を無視して料理を作り、販売したことが食品衛生法違反になったからです。さらに、不衛生な食品を売ったことも問題とされました。 Q 今後どうなるのかな。 A 今後は警察や大阪府が詳しく調べ、裁判で責任が問われることになります。食中毒を防ぐためにも、法律を守ることがとても大切です。