日大アメフト有志の会加盟を承認 関東学生連盟、リーグ2部

アメリカンフットボールの関東学生連盟は17日、オンラインで臨時理事会を開き、不祥事を起こして廃部になった日本大アメフト部の後継組織「アメリカンフットボール有志の会」の加盟を承認した。今秋の公式戦出場が可能となり、関東大学リーグ2部に加わる。 3部ではなく2部所属としたことに関し、関東学連は有志の会が関東トップクラスの競技力を有し、対戦相手の安全面を考慮したと説明。その上で公平性の観点から1部からのスタートは適切ではないとした。早期に部に移行すること、今後重大な規律違反があった場合は厳粛な処分を検討することの付帯決議も示した。 日大のアメフト部を巡っては、寮に住む部員が違法薬物事件で逮捕されたことを受け、2023年12月に廃部が決まり、昨年2月に関東学連を退会した。一定の参加条件を満たした元部員や新入生が昨年5月から「有志の会」として活動していた。 日大はここまで組織運営改善を目指してコンプライアンス(法令順守)とガバナンス(組織統治)の確立に努めてきたと説明。今年2月に加盟を申請した。

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