大阪・関西万博会場内の建物に16日夜から17日朝にかけて侵入した疑いで、自称・中国籍の大学生が逮捕されました。 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、自称・中国籍で19歳の大学生の男です。 男は大阪・関西万博の会場で、正当な理由がないのに、16日夜から17日午前までの間、フランスパビリオンの近くにある「フェスティバルステーション」と呼ばれる建物内に侵入した疑いがもたれています。 警察によると、17日午前7時すぎに出勤してきたスタッフが建物内で寝ている男を見つけ、警備員に引き渡したところ逃走したということです。その後、通報を受けた警察が防犯カメラの捜査などを行い、17日午後5時すぎに万博会場内にいた男を発見しました。 防犯カメラには男が16日午後9時半ごろに、無施錠の建物の扉から侵入する姿が写っていました。 男は建物内で一晩を過ごしていたということで、万博のチケットを16日分は持っていましたが、17日分は持っていなかったとみられます。 調べに対し、男は「スタッフに連れてこられて入った」と容疑を否認しているということです。 万博会場内での逮捕者はこれで2人目になります。