SNS型投資詐欺の犯行グループがだまし取った金を暗号資産に変えるなどマネーロンダリングしたとして、男6人が警視庁に逮捕されました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・江東区の会社員・深沢加瑞磨容疑者(30)と墨田区の職業不詳・室井大樹容疑者(32)ら男6人です。 警視庁によりますと、深沢容疑者らは、SNS型投資詐欺グループが1都5県に住む男女8人からだまし取った金の一部など合わせておよそ4200万円を暗号資産に変えるなどして、マネーロンダリングした疑いがもたれています。 深沢容疑者らは、別の人物が管理する口座から自らの名義の口座にだまし取った金が振り込まれた後、暗号資産を購入し、海外の暗号資産の口座に送っていたということです。 警視庁は捜査に支障があるとして、6人の認否を明らかにしていません。 深沢容疑者らが共謀していたSNS型投資詐欺のグループは、去年4月から8月、28都道府県の男女200人以上から68億円ほどをだまし取ったとみられていて、警視庁は金の流れなどを捜査しています。