在留資格の取得に必要な日本語のテストで「替え玉受験」が行われ、仲介役の男が逮捕された事件で、仲介役が複数いるとみられることが分かりました。 東京都内に住むベトナム国籍のグエン・ヴァン・タイ容疑者(25)は、去年12月、大阪市内で行われた外国人が在留資格を得るのに必要な「介護日本語評価試験」の会場で、出願した人物と別の人物に受験させる「替え玉受験」をした疑いがもたれています。 警察によると、タイ容疑者は「替え玉受験」の依頼者と替え玉役をつなぐ仲介役だということです。 その後の取材で、タイ容疑者の他にも仲介役が複数いるとみられることが新たに分かりました。 警察はタイ容疑者の認否を明らかにしていませんが、「替え玉受験」が横行していたとみて詳しく調べています。