飲酒運転で事故を起こし、同乗者を救護しなかったなどとして、兵庫県警交通指導課と灘署は23日、酒気帯び運転とひき逃げなどの疑いで、芦屋市山手町の大学生の男(20)を逮捕した。県警の調べに「父親と話をするまで一切話をしません」と話しているという。 逮捕容疑は5月8日午前5時45分ごろ、神戸市灘区中原通7の市道で、酒を飲んだ状態で運転する乗用車を標識柱にぶつけ、同乗していた知人の男性(21)と男児(3)に軽傷を負わせたにもかかわらず事故の届けをしなかった疑い。 署によると、通行人の110番を受けて署員が向かうと、男だけが現場にいたという。ドライブレコーダーや防犯カメラの映像から同乗者がいたことなどが明らかになったとしている。