大分市の発注した事業を巡る入札妨害事件について大分地検は逮捕・送検されていた業者側の女性会社役員など2人を、23日付けで不起訴処分としました。 この事件を巡っては大分市の除草業務委託の指名競争入札に関して公契約関係競売入札妨害の罪で当時、市議会議員だった山本卓矢被告45歳と造園業者の社長、広瀬幸一被告85歳が起訴されています。 大分地検は、山本被告から入札の予定価格10数件を聞きこのうち2件を落札した疑いで任意捜査していた造園業者の女性会社役員を23日付けで不起訴処分としました。 また、入札の手続きを行ったとして同様の容疑で書類送検されていた造園業者の男性会社役員も不起訴処分となりました。 大分地検は不起訴の理由について明らかにしていません。