オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして逮捕されたフジテレビの社員の男が「自分はギャンブル依存症」と供述していることがわかりました。 フジテレビ社員でバラエティ制作部企画担当部長の鈴木善貴容疑者(44)は、海外で運営されているオンラインカジノサイトに国内からアクセスし、常習的に賭博をした疑いで、けさ送検されました。 警視庁によりますと、鈴木容疑者はおよそ5年前にオンラインカジノを始め、フジテレビから懲戒処分を受けた後も賭博を繰り返していたほか、関係者によりますと、別の社員から借金をしていたとみられます。 また、鈴木容疑者が取り調べに対し、「自分はギャンブル依存症だと認識している」と供述していることがわかりました。 鈴木容疑者は今年3月からわずか1か月半で1億7000万円ほどを賭けていたとみられていて、これまでの収支については「1000万円マイナスだった」と供述しています。