盗難車にナンバー不正取り付け容疑 住吉会系組幹部逮捕、指示役か 警視庁

不正に取得したナンバープレートを取り付け、盗難車であることを隠したなどとして、警視庁暴力団対策課は24日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)などの疑いで指定暴力団住吉会系組幹部の細淵力容疑者(42)=住居不定=を逮捕した。 認否は明らかにしていない。 同課によると、細淵容疑者は指示役として、同様の手口で高級ミニバン「アルファード」などの盗難車を組員らに販売し、資金源にしていたとみられる。 自動車整備会社社長の男(50)=組織犯罪処罰法違反罪などで起訴=らに依頼し、盗難車と同じ車種で、型落ちの車をネットオークションなどで安価に購入。車台番号を盗難車に移し替えた上で、正規に購入したように装った書類を運輸局に提出し、ナンバープレートを入手、取り付けていた。 盗難車は1台約250万円で販売していたとみられ、関係先からはナンバーを付け替えた車約10台が見つかった。

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