富山市50代女性が1100万円被害 「このままだと逮捕される」と脅され振り込む 警察官・検察官を装う詐欺が多発

また警察官を騙るオレオレ詐欺の被害です。 富山市に住む50代の女性がおよそ1100万円を騙しとられました。 富山南警察署によりますと、今年4月、富山市に住む50代の女性の自宅に原宿警察署の警察官を名乗る男から電話があり、「あなた名義の携帯電話が不正に契約されている。被害届を出してほしい。守秘義務があるから誰にも言わないで」と言われ、女性は指示されるままLINEでやりとりを始めました。 そして、女性は東京地方検察庁の検事を名乗る男とも連絡をとるようになり、「このままだと逮捕されてしまう」と言われ、その後、書類の写真が送られてきて「依頼書に記載された口座にお金を振り込んでほしい」と指示され、女性は指定された口座にあわせて1099万9340円を振り込みだまし取られました。 詐欺による被害は今年に入って5月末時点で14件、すべて警察官や検察官などをかたるオレオレ詐欺です。 警察は警察官を名乗る人物から電話があった場合、名前や所属部署、内線番号などを確認し、電話を一旦切ること、そして、家族などに相談するよう呼びかけています。

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