フジ・メディア・ホールディングスは25日、東京・お台場のフジテレビで、株主総会後に清水賢治社長の会見を行った。局員がオンラインカジノ使用で逮捕、書類送検された事案について、言及する場面があった。 清水社長は「オンラインカジノで逮捕者が出したことは私どもとしては重く受け止めている」と語り、総会でもオンラインカジノ関連で「改革改善に向けている中で、まだそのような社員がいるのか」と質問を受けたという。この点に関しては「この社員に関しましては、我々が3月31日に第三者委員会の報告書を受けて、4月以降、全社アンケートでコンプライアンスの問題について私どもの調査で行った。4~5月とやってきた中で実はで出てきた案件であります。実態の解明については警視庁に委ねた。警視庁の捜査に全面協力しております。新たな事実もあったので、必要ならば厳正な処分を考えております」と説明した。