三川町で当時90歳の女性を殺害したとして28歳の男が逮捕された事件で、現場に残された血痕が男のDNA型と一致していたことが分かりました。 また、男は手などで女性を殴り殺害した可能性が高く、女性は犯行が始まってからしばらくたって、死亡したとみられるということです。 住居侵入と殺人の疑いで逮捕・送検されたのは三川町横川新田のアルバイト従業員石川一馬容疑者（28）です。 警察などによりますと石川容疑者は今年9月、三川町横山の阿部祥子さん（90）の自宅に玄関の隣の窓ガラスを割って侵入し、阿部さんに多数回の暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。 関係者によりますと石川容疑者は阿部さんの頭や顔、胸などを手などで殴り殺害したということです。 阿部さんの遺体には全身に多数の殴られた傷があり出血や骨折が確認されました。 また、遺体の様子から犯行が始まってからある程度の時間が経ってから死亡したとみられています。 警察によりますと現場には血痕が残されていて石川容疑者のDNA型と一致したことなどから逮捕に至ったということです。 警察では捜査に支障が出るとして認否や2人の関係性、殺害に至った動機などを明らかにしていません。