WBC出場のフランコに懲役2年の有罪判決 14歳への性的虐待…被害者の母親も有罪に

未成年の少女への性的虐待を行った罪で起訴されていたレイズのワンダー・フランコ内野手に対し、執行猶予付きで懲役2年の有罪判決が言い渡された。複数の米メディア関係者が26日(日本時間27日)に伝えた。 フランコは母国で少女と不適切な関係を持った疑惑がSNSで拡散され、2023年8月に制限リスト入り。2024年1月には検察官との面会を欠席したとして逮捕された。 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のX(旧ツイッター)に「ドミニカ共和国で14歳の女性と違法な性的関係になり、未成年に性的虐待を行ったとして有罪判決が下った」と投稿。懲役2年の判決が下ったと伝えた。 他方で、被害者の母親についても「娘を売春させたとして有罪判決が言い渡され、懲役10年が下った」と報じた。 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も同日、自身のX(旧ツイッター)に「裁判官のアナウンスよると、フランコの判決は保留となる。しかし、釈放条件に含まれるいかなる事項を違反した場合、フランコは懲役2年を全うしないといけない」と投稿。執行猶予付きとなったとみられる。 現在24歳のフランコは2021年にデビューし、正遊撃手として活躍。同年11月に11年総額1億8200万ドル(約263億円)の超大型契約を結んだ。2023年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にドミニカ共和国代表として出場。レギュラーシーズンでも112試合出場して打率.281、17本塁打、58打点、30盗塁、OPS.819と好成績を残し、オールスターに初選出されていた。だが、同年8月から制限リスト入りし、その後の出場はない。

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