「触られたあと、汚くて全部洗った」整骨院での性被害訴えた10代女性、院長の不起訴に「検察審査会」申し立て

大阪府八尾市の整骨院で2024年9月、当時18歳だった女性客にわいせつ行為をして、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症させたとして、40代の男性院長が同年11月、不同意わいせつ致傷の疑いで書類送検された。 しかし院長は容疑を否認。大阪地検は2025年3月、客観的な証拠が乏しいなどとして不起訴処分とした。これに対して、被害を訴えた女性は今年6月23日、捜査のやり直しを求めて検察審査会に申し立てた。 取材に応じた女性は「PTSDになって精神科に通い、人生を壊されたのに、加害者は今ものんきに暮らしている。頑張ろうとしても、やっぱりつらいです」と語る。被害直後は「気持ち悪くて、すぐに服も体も洗った」という。(ライター・渋井哲也)

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