6月7日、名古屋市中区にあるホテルの一室で、男性の遺体が見つかった事件で、20歳の男が、強盗致死の罪で起訴されました。 6月27日付で、強盗致死の罪で起訴されたのは、中川区に住む、無職の加藤伶音被告(20)です。 起訴状などによりますと、加藤被告は、6月7日、中区栄のホテルの一室で、春日井市に住む、32歳の男性をベッドに押し倒すなどして、首を絞めて窒息死させ、現金約4万円などが入ったかばんを奪った罪に問われています。 加藤被告は、19歳の女とともに、強盗殺人の疑いで逮捕・送検されていましたが、名古屋地検は、強盗致死の罪に切り替えて起訴しました。 名古屋地検は、認否を明らかにしていません。 加藤被告は、19歳の女が、ホテルに誘いこんだ男性に対し、女が自身の妹であるかのように装い、「俺の妹に何してんだ」などと因縁をつけたものの、男性に抵抗されたため、犯行に及んだとされています。 また、事件をめぐっては、2人に対し、男性から金品を脅し取るよう指示したとして、恐喝の疑いで、春日井市の職業不詳、波多野佑哉容疑者(23)も逮捕されています。