北川景子が主演を務めるドラマ「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の最終話が6月30日(月)に放送される。 ■北川景子が復讐に燃える母親役に 自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていく主人公を描く本作。10年前に食品事故で子供を失った母親・中越紘海(北川)は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨む中、図らずも旭の次女・萌子を誘拐してしまう。復讐(ふくしゅう)を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった。相手への憎しみから始まったはずの復讐だが、その中では新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方へと流れていく。発端となる食品事故から現在に至るまでの11年間を描く、復讐と親子愛の壮大なストーリー。紘海は萌子を誘拐した後、美海と名付けて育てる。 ほか、仁村紗和が食品事故を殺人事件だと疑う週刊誌の記者・東砂羽を、平祐奈は旭の長女・結城梨々子を、Snow Man・阿部亮平は梨々子の元家庭教師・玖村毅を、筒井道隆は旭の部下・望月耕輔を演じる。 ■「あなたを奪ったその日から」最終話あらすじ 最終話は―― “萌子”として結城家に戻った美海(一色香澄)が、ようやく新しい環境に慣れてきた頃、「スイッチバック」の関西進出を目前に控えた旭は、木戸(中原丈雄)から一刻も早く紘海を逮捕させて事態を収拾するよう急かされるが、萌子の気持ちを思うと決心がつかない。同じ頃、砂羽もまた、長年追いかけてきた食品アレルギー事故の真相を記事にするかどうか迷っていた。父である鷲尾(水澤紳吾)が最期まで守り抜いた真実を、娘の自分が暴くことを躊躇(ちゅうちょ)していたのだ。 一方、美海を失い、すっかり生きる気力を失った紘海の元には雪子(原日出子)がやって来る。雪子は、美海への贖罪を口にしてうなだれる紘海にある思いを伝える。 復讐相手の娘を誘拐するも自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながら生きてきた紘海と、そんな紘海の愛情を受けて育った美海。もはや会うことすら許されない親子の運命が描かれる。 ■これまでの紘海と美海の日々が映し出される予告動画が公開 ドラマ公式X(旧Twitter)やカンテレ公式YouTubeなどで見ることができる予告動画は、紘海が美海と出会って一緒に暮らすようになってからの思い出が次々と映し出された後、旭らと笑い合う美海を遠くから見詰めて目を潤ませる紘海の姿が映し出されている。 SNS上では「全てが切なすぎる」「今期のドラマで一番心動かされてる」「どういうラストなのか最終回が待ち遠しい」「幸せな結末になりますように」などの声が上がっている。