お笑いタレントの明石家さんま(69)が28日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(後10・10)で、オンラインカジノを常習的に利用したとして、常習賭博の疑いで警視庁に逮捕されたフジテレビのバラエティ制作部企画担当部長でプロデューサーを務める鈴木善貴容疑者(44)について言及した。 警視庁によると、3月末~5月中旬に約1億7000万円を賭けたとみている。鈴木容疑者は利用が発覚し同社から懲戒処分を受けた後も繰り返し、自身を「ギャンブル依存症と認識している」と話している。容疑者は制作統括として「ネプリーグ」「ぽかぽか」を担当し、さんま司会の「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会」では演出を担当した。 さんまは番組冒頭いきなり「今週、私にとっては大変な1週間で。フジテレビのオンラインカジノで逮捕と出たのが我々の仲間」とコメント。村上ショージが「ホンマ、周りにろくなこと…みんな近寄ってこなくなりまっせ」とため息をつくと、「そっちの方がありがたい。昨日マツコにバッタリ会うたら“犯罪者を生む男”って言われた」と自虐モードで話した。 今年4月には「ヤングタウン」プロデューサーだったMBS社員が住居侵入容疑で逮捕されたこともあり、「みんな、俺のせいやないけど、まさかのこのねえ…」とさんま。 「逮捕っていう報道やけどこれからどうなっていくのか、まだ取り調べ中やから。『ホンマでっか』や『向上委員会』やってた、今は『ぽかぽか』やからな」と鈴木容疑者について話し、「そういう仲間がこういうことになってしまって、全部俺のせいにされるって言うて、マツコに“ひどいこと言うな~”っていう話をしていたら、みんなディレクターたちが“いや、分かるような気がします”って」とマツコ・デラックスたちとの会話を明かして笑いを誘う。村上は「さんまさんと絡むには何かに手を出さないとやってられへんのですか?」とジョーク交じりにいじっていた。