お笑いコンビ、はるかぜに告ぐが2日、ABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分)に出演。教職員の性犯罪に嫌悪感を示した。 女子児童の着替えを盗撮するなど、教育現場で相次ぐわいせつ事件を受け、番組では性犯罪から子供を守るためにどうすればいいかを特集した。 文科省によると、性犯罪、性暴力などで処分を受けた教職員数は23年度に過去最多の320人を記録、さらに、法務省調べでは、小児わいせつの再犯者率は84.6%に達しているという。MCの横山太一アナウンサーが教育現場に復帰して再犯の可能性もあると説明すると、とんず(26)は「いや~、私はもういいと思います。復帰せえへんほうにせんと、もうキモすぎるじゃないですか」と露骨に嫌な表情を見せた。 続けて、「自分の子供がとかイヤやし、学校の先生ってだいぶ若い段階で尊敬できる大人やし、それがこんな犯罪とか、なめんなよ、って思いますね」と嫌悪感を示すと、横山アナも「親も安心して子供を預けられなくなりますし、子供にとっても『大人ってこういう人なんだ』ってトラウマになってしまいかねない事件だと思います」と同意していた。 未成年女性のスカートの中をのぞいて罰金の略式起訴を受けた公立中の男性教師が、教育委員会の処分がなく9年間教師を続け、その後、女子高生のスカートの中を盗撮して逮捕、有罪となり懲戒免職となった事例や、児童ポルノ禁止法違反で罰金刑を受けた公立小の臨時講師が、依願退職後に戸籍の名前の一部を変えて他県の公立小へと移り、そこで5人の児童にわいせつ行為を行って逮捕、有罪となり懲戒免職となった事例もあった。 横山アナから「性犯罪をした人が何食わぬ顔で働いていたって考えたら、とんでもなく恐ろしいですね」と聞かれた一式といろ(28)は「自分で戸籍の名前の一部を変えて、また小学校に行ってるっていうのは、再犯する気まんまんやったんじゃないかって思っちゃいますよね」と話していた。