旭川市で去年11月、住宅から金貨などが盗まれた侵入・窃盗事件で、札幌地検は盗品と知りながら金貨などの買取を行ったとして逮捕・送検された男性を不起訴処分としました。 札幌地検によりますと、4日付で不起訴処分となったのは中国国籍で東京都八王子市の会社役員の男性(45)です。男性は去年11月、台東区の路上に停車中の車内でおよそ1427万円相当の金貨やインゴットなど78点を盗品と知りながらおよそ1260万円で買い取り、収益を受け取ったとして盗品等有償譲受けなどの疑いで先月逮捕・送検されていました。金貨やインゴットなどは旭川市の住宅から盗まれたものでした。札幌地検は男性を不起訴処分とした理由について明らかにしていません。