必要のない屋根の修理を持ち掛けたとして逮捕された暴力団組員の男性(32)について広島地検は2日、不起訴処分にしました。 六代目山口組傘下の暴力団組員の男性(32)は同じ会社に勤める男たちと共謀して去年9月に東広島市、今年1月と2月には広島市の住宅に訪問し必要のない屋根の修理を持ち掛けた疑いで逮捕されました。 広島地検は2日、いずれの事件に関しても「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として男性を不起訴処分にしました。 一方で、共謀したうちの4人は「屋根の瓦がずれているように見える」などとうそをついて屋根のリフォームを勧めたとして起訴されました。