今月2日の夜、厚木市の市道で横断歩道を渡っていた20代の男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、逃走していた男が8日警察署に出頭し、その後逮捕されました。 過失運転致死などの疑いで逮捕されたのは自称・茨城県の無職の52歳の男です。 神奈川県警によりますと、男は今月2日の午後11時頃、厚木市泉町の市道で、横断歩道を渡っていたブラジル国籍の男性(28)を車ではねて、そのまま逃走した疑いが持たれています。 男性は、事件後、病院に搬送されましたが、死亡しました。 事件の翌日に、男が乗っていた車が、茅ヶ崎市内の民家の敷地内で発見されていて、県警が行方を追っていましたが、8日の午後、男が厚木警察署に出頭してきたということです。 調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、県警が事件のいきさつを詳しく調べています。