満員の電車内で10代の女性に下半身を押しつけるなどわいせつな行為をしたうえ、体液をかけたとして、会社員の43歳の男が警視庁に逮捕されました。 不同意わいせつなどの疑いで逮捕されたのは東京・墨田区の会社員、西宮健右容疑者(43)です。 西宮容疑者は去年11月中旬の朝、都内を走る京成電鉄京成押上線の満員の電車内で10代の女性に後ろから下半身を押し付けるなどわいせつな行為をしたうえ、服に自身の体液をかけた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、女性が駅で電車を降りた際に服が汚れていることに気がつき、警視庁に相談したということです。 防犯カメラの捜査などから西宮容疑者の関与が浮上しました。 西宮容疑者は警視庁の取り調べに容疑をおおむね認めた上で、「およそ3年前から20回くらいやった」と供述しているということで、警視庁は他の被害についても調べています。