患者ら約30人を避難誘導!千葉市の医師殺人未遂事件で被害防止等に貢献し感謝状

6月、千葉市若葉区の病院で起きた殺人未遂事件で、容疑者の逮捕に貢献したなどとして、病院に勤める県警OBの男性らに7月9日、県警から感謝状が贈られました。 この事件は6月5日、千葉市若葉区にある「千葉中央メディカルセンター」の診察室で、男性医師を切りつけて殺害しようとしたとして、75歳の無職の男が逮捕されたものです。 この男の逮捕や被害の拡大防止に貢献したとして、病院の事務部長、松岡祥男さんと事務部顧問で元県警の警察官の佐久間功さんに9日、千葉東警察署から感謝状が贈られました。 県警によりますと、松岡さんは事件現場近くにいた患者ら約30人を迅速に避難誘導し、佐久間さんは警察官らが到着するまでの間、刃物を持つ男に対し、さすまたを使って警戒に当たったということです。 松岡さんが「スタッフ一人ひとりが冷静に、患者のことを考えて行動した結果」と振り返ると、清田利博署長は「普段から心構えをしていないと対応できない」と2人の勇気ある行動を称えました。

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