当時17歳の少女をデリバリーヘルス(派遣型風俗店)で雇ってわいせつな行為をさせたとして、警視庁少年育成課は児童福祉法違反などの疑いで、東京・池袋のデリヘル「池袋SMクラブ エレガンス」元店長、菅原禎正容疑者(55)=住所不定=を逮捕した。「覚えていない」と否認している。 逮捕容疑は昨年9~10月、18歳未満の少女に、住民票を見せてもらうなど十分な年齢確認をせずにデリヘル従業員として雇い、ホテルで50代男性らにわいせつな行為をさせたとしている。 同課によると、少女は面接時に他人の保険証や偽造した学生証を提示し、菅原容疑者は「本当はダメだけど特別ね」などと言って採用していたという。店は少女が面接を申し込んだ時点で少女の顔写真やプロフィルをホームページに掲載し、予約受け付けを始めていた。面接時には既に予約が入っており、面接をしたその日にホテルに派遣したという。