【ソウル聯合ニュース】昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国前大統領による「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件を政府から独立して捜査する特別検察官側は11日、尹氏に対し、取り調べのため14日午後2時に出頭するよう要請したと発表した。 特別検察官側は11日にも出頭するよう要請していたが、尹氏側が健康上の理由で応じられないとする文書を提出したため、取り調べは行われなかった。 職権乱用権利行使妨害などの容疑で再び逮捕された尹氏が収監されているソウル拘置所に対し、特別検察官側は出頭できない健康上の問題があるのかについて資料を要請していた。 特別検察官側は「拘置所から出頭しての取り調べに応じられないほどの健康上の問題はないという内容の回答を受けた」と説明した。