今年6月、愛知県豊田市のマンションで、住人の19歳の女性を刃物で刺し殺害したとして逮捕された、交際相手の20歳の男について、名古屋地検岡崎支部は、刑事責任能力を調べるため、15日から鑑定留置を始めました。 この事件は、6月29日、豊田市小坂本町にあるマンションの一室で、この部屋に住む、東川千愛礼さん（19）が、胸に包丁が刺さった状態の遺体で見つかり、交際相手の安藤陸人容疑者（20）が、殺人の疑いで逮捕されたものです。 調べに対し、容疑を認めていて、捜査関係者によりますと、東川さんの遺体には、胸を中心に、刺し傷や切り傷が約10か所あり、安藤容疑者が執拗に襲ったとみられています。 名古屋地検岡崎支部は、安藤容疑者について、刑事責任能力の有無などを調べるとして、15日から鑑定留置を始めました。 期間は、今年10月6日までの予定です。