静岡の風営法違反事件「エステ嬢が勝手にやった」 静岡中央署などが3人目逮捕、店長役の従業員か

禁止地域で性的サービスを提供する店舗型性風俗特殊営業をしたとして、静岡市駿河区南町のメンズエステ店経営者らが逮捕された事件で、静岡中央、静岡南両署と県警生活保安課、組織犯罪対策課、サイバー対策本部は16日、風営法違反の疑いで新たに住所不詳の従業員の男(45)を逮捕した。同署などは同容疑者が店長として営業を取り仕切っていたとみて捜査している。 逮捕容疑は、経営者らと共謀して昨年11月中旬から今年5月上旬までの間、県条例の禁止地域で店舗型性風俗特殊営業をした疑い。同署などによると、同容疑者は「エステ嬢が勝手にやった」などと話しているという。同店では女性セラピストが客に体を密着させたり、一定の高額ラインから性的サービスを提供したりしていたとみられる。 同署などは、これまでに会社役員の男(45)=静岡市駿河区丸子6丁目=と妻の事務員(37)=同=をいずれも風営法違反の疑いで逮捕している。県警などは3人の役割や店として従業員に性的サービスを促していたかなど、営業実態の解明を進める。

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