千葉駅トイレ金づち殴打、暴行容疑で逮捕されたのは高校生 「誰でもいいから自分より弱い女性狙った」 被害者2人と面識なし

千葉市中央区のJR千葉駅構内の女子トイレで17日夕に女性2人が金づちで殴打された事件で、殴打したとして暴行容疑で現行犯逮捕された18歳の容疑者は、千葉県市原市内に住む高校3年生の男子生徒だったことが18日、千葉県警千葉中央署への取材で分かった。 同署によると、男子生徒は「女子トイレ内で女性2人の右肩あたりをトンカチで数回たたいた」と容疑を認め「誰でもいいから、自分よりも弱い女性を狙って傷付けてやろうと思った」と供述している。この女性2人と面識はなかった。同署は事件に至った詳しい経緯の捜査を進める。 千葉県警が身柄確保時に男子生徒から押収した金づちは、打ち付ける部分の横幅が約8センチ。握る柄の部分を含めた縦の長さは約24センチで、家庭などにもある市販品とみられる。 現場のトイレは、駅の改札内。男子生徒は事件後も改札内にとどまっていたとみられ、110番通報で駆け付けた警察官に、このトイレ付近で身柄を確保された。私服姿だったという。 被害者の女性2人は、駅利用者の40代と50代で、この2人も互いに面識はない。2人ともけがはなかったという。事件は17日午後6時15分ごろに起きた。

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