「一度、強姦をしてみたい」…SNS上の知り合いと犯行に及んだ「性暴行グループ」の卑劣な手口

もはや、鬼畜の所業というほかない――。 大阪府内のマンションで20代の女性を性的暴行したとして、大阪府の無職・山下高志容疑者(44)と会社員の相馬崇司容疑者(32)、奈良県の専門学校生・李博倫容疑者(23)ら3人が、不同意性交致傷などの疑いで7月4日までに大阪府警に逮捕された。 「3人は不特定多数の女性に性的暴行をくわえることを目的にSNSを通じて知り合い、互いに本名は明かさずアルファベット1文字で呼び合っていました。事件が起きたのは6月中旬の夜11時過ぎ。他の住人がエントランスに入るタイミングにあわせて李容疑者がオートロックを通過し、敷地内でターゲットとなる女性を物色。そこへ今回、被害者となった20代の女性が帰宅したのです。 玄関の鍵を開けて中に入ろうとしたところを背後から襲い、女性の口を塞ぎながら耳元で『静かにしろ、殺されたいんか』と脅して部屋に押し込んだ。刃物を突きつけ、両手首を縛って逃げられないようにしたうえで暴行におよんでいました」(全国紙社会部記者) そこに被害女性の交際相手と思しき20代の男性が訪ねてきたという。 「3人は男性を押し倒して玄関ドアを施錠。刃物を突きつけて『大きな声を出すな。服を脱げ』と脅し、男性を全裸にさせて両手両足首を縛った。容疑者らは被害者男女2人を縛ったまま部屋に残して逃走。その後、男性が自力で緊縛を解き、知人を通じて110番通報。事件が発覚しました」(同前) 大阪府警は6月28日までに山下容疑者と相馬容疑者を逮捕。2人の供述や防犯カメラの映像などから、7月4日に李容疑者を逮捕した。 調べに対し、相馬容疑者は「一度、強姦してみたいという思いがあった」と話し、李容疑者は「男2人とはネットで知り合った。性的暴行に興味があり、3人で見ず知らずの女性に暴行した」と供述しているという。 「3人は犯行の約3時間前、午後8時に大阪府内で集合。その時が初対面で、世代も職業もバラバラでした。この1週間ほど前には兵庫県のマンションで20代の住民女性が同じような手口で男に猥褻な行為を受けており、容疑者らの余罪が追及されています」(捜査関係者) ネットで知り合った見ず知らずの男たちがチームを組み、ゲーム感覚で面識のない女性を襲う――世も末である。模倣犯が出てこないよう、山下容疑者らには厳罰が望まれる。

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