「警察官の派遣願う」検察が入る建物の金属探知機が反応…リュックの中から果物ナイフ 銃刀法違反容疑の82歳男「そのような法律があることを知りませんでした」

18日午前、札幌地方検察庁が入る建物で、正当な理由がないのに果物ナイフを所持していたとして82歳の男が逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む82歳の無職の男です。 男は18日午前9時半前、札幌市中央区大通西12丁目の札幌地方検察庁が入る第3合同庁舎で、正当な理由がないのに刃体の長さ6センチメートルを超える果物ナイフ1本を所持していた疑いがもたれています。 午前10時ごろ検察庁職員が「来庁した男性が、金属探知機に反応し警備員が所持品検査をした結果、ナイフを所持していたので警察官の派遣願いたい」と警察に通報しました。 駆け付けた警察官が男から事情を聴き、所持品に刃物があることが確認されたため、男をその場で逮捕しました。 警察によりますと、入口の金属探知機に男のリュックが反応したことで発覚し、ナイフの刃には専用のケースがついていたということです。 けが人はいません。 取り調べに対し、82歳の無職の男は「そのような法律があることを知りませんでした」と容疑を否認しています。 警察は、男が来庁した理由や果物ナイフを持っていた経緯などを詳しく調べています。

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