他人のパソコンを遠隔操作することができるウイルスを販売目的で所有したとして住所不詳の25歳の男が京都府警に逮捕されました。 逮捕されたのは、職業・住所不詳の澤田海成容疑者(25)です。 京都府警によると、澤田容疑者は、他人のパソコンを遠隔操作することができる「VenomRAT」というウイルスを、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」上で販売する目的で所持した不正指令電磁的記録保管の疑いがもたれています。 京都府警ではおととし、SNS上のパトロールをしていたところ、ウイルスを販売していた澤田容疑者のアカウントを発見し、去年9月に指名手配して捜査を続け、18日横浜市内で澤田容疑者を逮捕しました。 澤田容疑者は調べに対し、黙秘しています。 京都府警では、ウイルスの入手経路などを今後詳しく調べることにしています。